保育士の無認可保育園への転職ってどう?給料や求人探しについて

513d8a73fc5268ed6a7a098991882bd4_s

無認可保育園と聞くと「どんな保育園なんだろう?」とか「認可されてないとか大丈夫なの?」と不安に感じる保育士も多いと思いますが、独自のサービスや保育を行っており、保護者からも人気があり、今後要チェックの保育園だと思います。

そんな無認可保育園への転職を考えるなら、まずは「どんな保育施設なのか?」「どんな待遇を受けられるのか?」などの基本的な事を、しっかり把握することが大切です。

それでは、無認可保育園の転職で気になる情報を、詳しく紹介していきたいと思います。

無認可保育園への転職で気になる給料や求人について

無認可保育園の基本的な情報や、求人の探し方から月収や年収事情についてご説明させていただきます。

無認可保育園とは?

8968ae29eaad6f17dde25dcfe675dbba_s無認可保育園とは、国の認可基準をクリアしていない保育園の総称で「認可外保育園」とも言われています。

無認可なんて聞くと、「なんか危なそう」「違法性がある施設なんじゃないの?」とか「そもそもどんな環境の保育園なんだろう?」と不安や疑問点が沢山あると思いますが、保育施設や園庭の広さが足りないなど、認可保育園と比べると劣る部分もありますが、もちろん行政が規定する設置基準や運営基準を満たしているので、安全面や衛生面に関しては心配する必要はありません。

無認可、認可外と付いていても、至って健全な施設です。

最近では、社会問題にもなっている「待機児童」の受け皿になっていたり、延長保育の時間が長い保育園もあるので、働く保護者から支持されニーズ自体は高まっています。

無認可保育園が認可保育園と決定的に違っている部分は、公的な補助がないところではないでしょうか?

無認可保育園の保育料は補助がない分、保育料が高額で、認可保育園の倍以上に設定されている施設もあり、保護者にとってはかなり負担になってしまうのが現状です。

しかし、いくつかの自治体では無認可保育園への運営支援を行っていたり、保育料の補助が出ていたりと、利用しやすい環境づくりも進んでいます。

一般的な保育園以外にも、ベビーホテルや企業内保育所、院内保育所など民間企業が運営している施設も無認可保育園み分類されます。

保育士が無認可保育園で働くメリット・デメリット

31db111adf7617e1bf5bc238d653f2ba_s認可保育園のメリットとは、英会話やスポーツ等の活動に力を入れていたり、行事や保育園の営業時間に融通を聞かせたりと、認可保育園とは一味違ったサービスが用意されているので、自分の感性に合う保育園を見つけることが出来ると思います。

また、無認可保育園は認可保育園より児童数が少ないため、一人一人の子ども達と密にコミュニケーションを取れるので、じっくり保育をしたいと考えている保育士にはもってこいの現場でしょうが、保育士の人数が少ない園も多いので、一人の職員が抱える仕事の負担が多くなるのも事実です。

反対に無認可保育園で働くデメリットは、国の認可基準をクリアしていない保育園なので、公的補助を受けることができないため、保育園の運営費を全て保育料から賄わなければなりません。

そのため、認可保育園より保育料が高く、子どもを預ける保護者にとっては大きな痛手になってしまいます…

つまり、受け入れ自体がそれほど多くないということは、少人数保育になるところが多いので、比較的お給料も安い傾向にあるのです。

園の運営は保育料によって賄われているので、入園する子どもが少なければ、給料もそこまでは期待ができないのです。

ただ、自治体によっては保育料補助という制度があるところもあるので、気になる保育園があるなら、各自治体に問い合わせてみることをお勧めします。

また、国の認可基準をクリアできない理由が「園庭の広さ」や「保育室の狭さ」なら問題ありませんが、「保育士の数」「環境衛生」「防災」なら、希望する保育が出来ない可能性もあるので、事前にどんな保育園なのか?確認しておく必要があると思います。

他にも、24時間子どもを保育する施設もあるため、夜勤があったり、休日出勤や長時間の延長保育があったりと、不規則な生活を送ることになるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

無認可保育園にはメリットもデメリットも沢山ありますが、あなたの選ぶ保育園次第で変わるので、しっかりと事前にリサーチすることをおすすめします。

無認可保育園の年収事情。給料はどれくらい?

b88078291c9e6eb6b3e3c28a17638757_s一般的には、無認可保育園には国からの補助がない分、必然的に保育士の給料も少なくなってしまいます。

厚生労働省が毎年出している「賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均年収は310万円で、給料は21万円という結果が出ていましたが、無認可保育園で働いている保育の給料は、13万円~15万円前後が多く、中には13万円を切るような園もあるようです。

認可保育園に比べるとやっぱり給料は少ないというのが現状のようです…

しかし、例外もあり、保育園を運営する経営母体がしっかりしている場合は、認可保育園の保育士以上の待遇を受けられたり、ボーナスが年3回ある保育園もあるので、求人情報や口コミをしっかり調べておかなければなりません。

全ての保育園が低賃金という訳ではないのです。

無認可保育園の保育士求人を効率的に検索するには?

無認可保育園の求人は、お住まいのハローワークや民間の会社が運営する保育士専門の転職サイトで検索するのが一番良い方法だと思います。

特に保育士の転職サイトなら、求人票では分かりにくい保育園の内情までしっかり調べて転職もサポートしてくれるのでとても便利です。

認可外で働きたい保育園の形態がある場合は事前に転職コンサルタントに勤務地や給料・想定年収などの希望を伝えておけば、自らが探さなくても、その条件に合った求人を探して紹介していただくことが可能です。

給料を上げたい、なるべく体力的に楽な職場を紹介してほしいなどの相談し辛いことにも親身に話を聞いてくれるので、条件に合った保育園の求人を探すのも、そう難しくはありません。是非参考にしてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る