保育士の面接でよく聞かれる質問と回答例

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保育士の就職・転職の面接は、一般的な質問内容に加え専門的な質問をされることが多いので、しっかり対策を立て面接に臨まなくてはなりません。

保育士の採用面接で特に気になるのが、「どんな質問をされるんだろう?」「どんな伝え方、答え方をしたらいいの?」と疑問に感じることも多いと思います。

そんな就職・転職を目指す保育士のために、面接で聞かれやすい質問と回答例を紹介したいと思います。
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保育士の面接で聞かれやすい質問

保育士の採用面接で必ず聞かれる質問についてご紹介します。

私自身も2度の転職経験が過去にあるので、最初に就職した時と合わせると、合計5回ほど面接試験をしていますが、基本的に聞かれる事、抑えておいた方が良い質問というのはある程度決まっています。

特に聞かれやすい質問についてまとめました。

「あなたの自己紹介をお願いします」

回答例1(就職):

○○と申します。小さいころから保育士になるのが夢で、高校生の時から託児センターでボランティア活動に取り組んできました。
短大では保育についての専門的な知識や技能について学び、より一層保育士として働きたいという気持ちが強くなりました。
これからは貴園でこの経験を活かし、保育士として成長していきたいと思い応募に至りました。 よろしくお願いいたします。

回答例2(転職):

○○と申します。本日はご多忙の中お時間をいただきありがとうございます。
以前の勤務先では3年間保育士として勤めていました。子ども達を楽しませるためにレクリエーションインストラクター資格も取得し、 行事を充実させることを目標に頑張ってきました。
今後はこれまでの経験を活かし、貴園で貢献できればと考えて応募させていただきました。よろしくお願いいたします。

<ポイント>
簡潔に分かりやすく相手に伝えられるようにまとめましょう!

 

「なぜこの保育園を志望しましたか?」

回答例:

貴園では食育に力を入れていると伺いました。
私も以前から子ども達の健康をつくる「食育」の大切さを感じており、昨年食育アドバイザーの資格取得しました。
この資格を活かしながら働けるのは貴園しかないと思い志望しました。

<ポイント>
自分の理念と保育園の理念が合っていることをアピールするのが重要!

 

「なぜ保育士になろうと思ったの?保育士を目指した理由は?」

回答例:

私には年の離れた妹がいるのですが、母親代わりにお世話をしているうちに、もっと保育について学びたいと思うようになりました。
短大では専門的な勉強と実習を経て、辛いことも楽しいこともありましたが、保育士になりたいという気持ちに確信が持てるようになりました。
保育にかける気持ちは人一倍あると思います。どうぞよろしくお願いします。

<ポイント>
「子どもが好き」だけではなく、具体的な理由を用意しよう!

 

「あなたの短所と長所を教えてください」

回答例:

私の短所は落ち着きの無い所でしたが、自分で意識して気持ちを落ち着けるために、深呼吸を取り入れるなど努力をしています。
一方長所としては、周りとコミュニケーションをとり協調性を持って行動できる所だと思います。
学生時代はチームプレーを通して協力し合うことの大切さや、みんなで達成感を感じることの喜びを学び、この経験を活かして働かせていただければと思っています。

<ポイント>
短所の改善点を明確にして長所をアピールしましょう!

 

「他に受けている保育園はありますか?」

回答例:

何園か紹介を受けて応募はしています。
しかし、私の気持ちの上では貴園の保育方針にとても共感しており、第一志望としてお願いしたい考えております。
よろしくお願いいたします。

<ポイント>
嘘はつけませんが、第一志望であることをしっかり伝えましょう!

 

「なぜ前の保育園・幼稚園を辞めたのですか?」

回答例:

子ども達と個々に関わる時間を大切にしたいと考えていましたが、前園では実践することが困難な環境でした。
先生方とも話し合ってきましたが、実現するのは難しく状況を変えることが出来ないためやむなく退職に至りました。

<ポイント>
転職者なら必ず質問されると思いますが、愚痴にならないように前向きな理由を伝えましょう!

 

「保護者からのクレームにどう対処していますか?」

回答例:

まずは保護者の伝えたい事について最後まで耳を傾け、その上で、保育園側の言い分を丁寧に伝えるように心がけます。
また、日頃から保護者との信頼関係をしっかりと築き、不安を取り除く努力をしていきたいです。

<ポイント>
正解は無いので自分の考えをしっかり伝えることを意識し、対応方法だけでなく心構えも併せて話せるようにしましょう。

 

自分の経験や思いをまとめてから面接に臨もう!

dddcd448f752b5882d98f19fade49a3a_s保育士面接の特徴として、今までの実体験を踏まえて質問されることが多いので、自分の経験や思いをしっかりまとめておくことが大切です。

また、面接官から質問された時に、上手い言葉で答えようと思うのではなく、不器用でも自分の言葉で話すことを忘れずに面接に挑むことをおすすめします。

面接官というのは今までに何十人、何百人と面接してきている方が多いので、その場ではどんなに上手いこと言えたと自己満足していても、本心は見抜かれてしまう事も少なくありません。

だからこそ、上っ面だけ良くして答えるのではなく、身振り手振りを交えながら、「ここで働きたい!」という自分の意思を一生懸命伝えることが採用への近道なんじゃないでしょうか。

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