保育士を辞めるタイミングって、とても難しいですよね。
子供たちにも伝えなければいけないので、子供たちに迷惑がかからない時期を選ぶことが必要になります。
また、退職を伝えるのは、非常に緊張しますし、言いづらいこともあります。
保育士を辞めるベストなタイミングや時期はいつが最適なのでしょうか?
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保育士を辞める時期はいつがいい?
仕事をされてる方の声を聞くと、簡単に辞めづらいということを皆さん口にされます。
これは一般の企業などに勤めているケースと違い、子ども相手の仕事で、しかも保育園の先生という立場にあるので、園や子どもたち、保護者などに迷惑をかけない時期を考えて選ばなければいけないからです。
だから、いくら早く仕事を辞めたいとは思っても、今すぐ退職しても迷惑をかけないのか?社会人としての責任など色々なことを考えてしまいますよね。
では、いったいどの時期やタイミングで退職又は転職するのが良いのでしょうか?
辞めるのに一番最適なタイミングは年度末
多くの保育士の方が選択するのはやはり年度末ですね。
特にクラスを任されていれば、年度の途中で先生が変わるのは子どもたちからも親からも園に対して不信感を持たれることもあるので、明確な理由が無い限りはできる限りクラスが変わる年度末までは続けるべきでしょう。
明確な理由というのは主に妊娠や病気により仕事をすることができなくなったというような状態を指します。
年度末で退職・転職を考えているなら新年が明けた1月頭には園長先生などに「年度いっぱいで辞めさせてください」と伝えておくべきです。
でないと来年の構想にあなたが組み込まれて考えることになるので、園にも迷惑がかかってしまうことが多くなります。
後任の保育士が決まってから
退職する時に気を付けなければいけないことに「保育園に迷惑をかけないこと」ということが挙げられますが、辞めるタイミングで特に注意しておきたいのが人材不足になることです。
先生の人数が足りなくなってしまえば経営自体が大変なことになってしまうので、あなたの代わりの後任の新しい先生が決まってから退職する必要があります。
この場合は辞めたいという希望をあらかじめ出しておき、新しく人員補填されるまでは頑張るという感じになります。
場合によっては新しい先生が決まってから、ある程度仕事ができるようになるまで辞めれないこともあるので、そこも計算して早めに退職したいという意思を伝えておきましょう。
運動会やお遊戯会、発表会な大きな行事が終わった後に
大きな行事が終わった後は比較的に仕事も落ち着きますのでタイミングとしてはかなり辞めやすい時期だと思います。
これが例えば、お遊戯会の準備をしている最中に辞められるようでは困るというのは考えれば想像がつくと思います。
ですからなるべく忙しい時期が過ぎてから辞めさせてもらえるように事前に手配しておきましょう。
精一杯最後に大きな行事を頑張ってから辞めた方がやりきった感もあるので気持ちよく辞められることも多いです。
ボーナス後すぐに退職するのはあまりおすすめできません
保育士に限らず、一般的な職場の場合でも、ボーナス後に辞める人というのは結構いますが、これは少しあからさま過ぎ。
結婚・妊娠などではない限り、波風立てずに円満退職で辞めていくことは難しいですが、ボーナス貰った途端に辞めることを伝えたり、ボーナスを受け取った月に辞める手配をしているのは、上司だけでなく、同僚からも嫌みを言われるのは間違いないでしょう。
気持ちは良く分かりますが、自分の権利だけ主張しないで、まずは子どもたちのことを優先的に考えて退職するべきです。
それでもどうしても早く辞めたいなら
そんなこと言われても、精神的に不安定な状態が続き今の職場で働くことが困難だと思うなら、無理して頑張る必要は無いと思います。
自分の体を壊してしまうことの方がリスクが高いですからね。
そんな時はまずは辞めたいということを伝えて、退職の時期を園と相談することです。
こちらが退職の意思を伝えれば、向こうから
「じゃあ来月いっぱいまで」
「夏休み、冬休み、春休みに入るまで」
「今の行事が一段落してから」
「新しい先生が入ってくるまで」
「年度末まで頑張って」
など、提案してきます。
こちらの都合で退職するんですから、自分の主張だけせずにある程度はあちらの意向も受け入れましょう。
もちろん退職の意向を伝えれば「辞めないでほしい」「できれば続けてほしい」と引き留められることもありますが、意思が固いなら意見を曲げることなく「ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが」と頭を下げて辞めることを伝えましょう。
そうすれば向こうも「ああ、本気なんだな」と気持ちもちゃんと伝わります。
辞めることを伝えるタイミングや時期というのは上記に書いてある中から選択してもらえばいいのですが、なるべくなら行事で忙しい時はみんながイライラしていることも多いので避けた方が良いかもしれませんね。
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