小さい頃からの念願の夢が叶い、幼稚園教諭になることができたと張り切っていたものの、実際に働いていると大変なことも多く、女性ばかりの職場では先生同士の人間関係が辛かったり、仕事で大変な思いをしている人が沢山いますね。
幼稚園教諭を辞めたいと悩むのにはどのような理由があるのか?また、その辞めたい悩みを解決するための方法についてご紹介します。
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幼稚園教諭を辞めたくて仕方がない悩み
幼稚園教諭が退職まで考える悩みというのはかなり複雑で、いくつもの事情が重なり辞めていくケースが多く、例えばバスでの送迎や掃除などもありますし、子どもの指導に対して文句を言ってくるようなクレーマーの親も沢山います。
また事務作業も多いので、明日の保育の準備等も忙しいため仕事がきついと感じている方が多いんじゃないでしょうか?
その上女性だらけの職場で、お互いがライバル視している面もあるので、どちらかと言えば相手を褒めるよりもけなすことが多いような気がします。
そのため雰囲気の悪い職場も多く、空気も重くなりがちです。
また結婚や妊娠すると専任のクラスを持たせてもらえなくなり、やりがいを失うことも多く、また気に入らない職員を辞めるように仕向けるような園長先生もいます。
中には新しい職員の方が給与が安いと園に対して文句を言い始めたら、いじめのターゲットにして職員の入れ替わりを自らするようにしている園長もいるそうです。
一見、保育士よりも楽そうに思える幼稚園教諭ですが、辞めて転職したいと思う人も少なくありません。
では、もし今のあなたが辞めたくて仕方がないような状態にある場合ははどのようにしたら良いのでしょうか?
幼稚園教諭の辞めたい時の解決策は?
毎日沢山働き、家に帰っても持ち帰りの仕事があったりするなど疲れが溜まっていることも多いことと思います。
退職しようかどうかを悩むような時は体も心も限界の場合がほとんどなので、時には温泉に入りに出掛けてみたり、ゆったり息抜き出来る時間を取ることが大切です。
幼稚園の先生たちは、長期休暇がもらえる職場も多く夏休み、冬休み、春休みがあるところもあります。
そういった休暇を利用して、たまには思い切ってリフレッシュ旅行に出掛けてみるのはいかがでしょうか?
基本的には別の業種で働いていれば、長い休みなんていいとこお盆と正月休みくらいで幼稚園の先生のような長期休暇は絶対にありません。
ですから長期の休みがある幼稚園の仕事はある意味とても魅力的な職場と言えます。
また休みをゆっくり過ごすという以外にも、休日を使って幼稚園教諭専門の勉強会に出席し、子どもたちの先生として新たにレベルアップできるように過ごしてみるのも良いでしょう。
絶対的な知識と仕事に対する自信があれば、辞めたいと思うこと自体も少なくなります。
幼稚園教諭は結婚や妊娠をしても続けられる人は多くはありませんが、在職中に別の業種を模索したり、育児休暇後にまた再スタートできるように知識を蓄えておくことも良いでしょう。
また、ほとんどの幼稚園教諭は保育科を卒業しているので同じ悩みを打ち明けられる同級生の友達も何人かはいるはずです。
まずは自分と同じ仕事をしていて共感してもらえる友達に相談してみるのはどうでしょうか?
女性の場合は単に誰かに悩みを打ち明けるだけでもスッキリするものです。
思い悩んでいるのなら退職する前に、まずは心も体もリフレッシュするのが一番なんじゃないでしょうか?
退職を考えている幼稚園教諭の方に伝えたいこと
幼稚園教諭というのは新しい人が入りやすく、入れ替わりが激しい職場です。
退職者が多い職場というのは何かしら問題を抱えているケースも多く、中にはリフレッシュするだけでは片付けられないような問題がある幼稚園もあります。
例えば、その問題点の一つとして挙げられるのが労働基準法違反のような事をしている職場です。
もしそういった自分ひとりで抱え込まずに労基に確認したり、自分で違反していないかを調べて伝えて改善してもらえるように自ら行動するというのも大切です。
ですが、もしそれで改善するようなことが無いなら他の職場に転職するという方法もあります。
無理にその職場で頑張り続けることが良いとは限りません。
頑張って取った幼稚園教諭の資格を活かせる新しい職場を探すことも重要なんじゃないでしょうか。