保育士が妊娠して退職を近いうちに考えている場合、多忙を極めるような園だと言い出すタイミングもけっこう気を遣いますよね。
妊娠を報告すること自体が、保育園や働いている職員に迷惑をかけるのじゃないかと思うことも多いのでは?
もし保育士として働いている最中に妊娠発覚したら、どのタイミングで伝えて、いつまで働くのがよいでしょうか?
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妊娠したら保育士はいつまでに退職する?
年度末が近ければ区切りが良いので、そこで退職される人も少なくありませんが、まだまだ先の場合は妊娠報告はすぐできても辞める時期までは決めることが難しかったりします。
私個人の意見としては基本的には体調が良いなら予定日の2~3カ月前までは働いていてもいいと思います。
ですが、反対に体調が優れないという人も多いと思います。
例えば、妊娠中は眠くててたまらなくなることもよくあって、急に朝起きれなくなるような人も出てくるようになります。
ですから、遅刻したことがない人が急に寝坊して遅刻をして迷惑をかけたりするような人も出てくるようになりますし、他にもつわりが酷くて出勤することが厳しく休まなければいけないようなことも出てくるのです。
妊娠出産を、応援してくれる同僚や職場なら問題ないのですが、早く辞めた方が良いことをそれとなく伝えてくるような園や先生もいます。
こういった場合はお腹の子どものことを考えてすぐに辞めるということもでもいいのですが、産後に復帰を考えているなら育児休暇の制度を利用してみることです。
職場への妊娠の報告は早めにする!
妊娠3ヶ月に入ったら、母子手帳もらってからというような時に妊娠を報告する人も多いですが、妊娠して2カ月位までが流産しやすく、危ないので体調が不安定な時は、遠慮せずに早めに報告したほうが良いですね。
言い出す時はいつがいいのかと言うと、これは基本的にはどんなタイミングでも構いませんが基本的にはなるべく早く上司や同僚に伝えておくべきです。
変に先延ばししてしまい、妊娠報告を伝えていないと、いつまでも重い荷物を持たされたりするなどの重労働を任されることもあります。
保育士の仕事というのはほとんどが女性です。
そのため赤ちゃんがお腹にいることを伝えれば、ほぼ全員が祝福してくれると思います。
しかし、中には急に休んだりして迷惑をかけることもありますし、妊婦がいることで仕事が増えて嫌がるような人も少数ですが存在します。
本来なら体調を気遣ってくれてもいいのに、同僚が嫌みを言うこともあるのです。
育休制度を使うメリットとデメリット
あなたが気持ちよく過ごせる職場で、産後にまた同じところで働きたいと考えるなら、育休制度を利用するのが良いでしょう。
メリットとしてはやはり働いていない間もお金がもらえることです。
育休制度は育児給付金が育休中の一年間、給料の5割程度が出るのです。
細かい条件等は雇用保険に入っているなどもありますので、一度職場に確認してみましょう。
デメリットとしては育休後に復帰しなければいけないということです。
つまり、まだ小さな赤ちゃんを預けて働かなければいけないということにもなりますし、嫌いな同僚がいても戻らなくてはいけません。
基本的には保育士というのは他人の子どもをみていることになりますが、自分の赤ちゃんの可愛い時期をもっと傍で見ていたいという人も多数いらっしゃいますので、安易にお金が貰えるからと育児休暇制度を利用している人には後悔している人も少なくないのです。
先輩ママである保育士はどうしてるの?
ママになると子供が小さいうちは辞めていかれる方も多数いらっしゃいますが、職場で色々あっても育休をとりながら続ける人、パートなどの短時間労働に変わる人もいます。
それにおなかの赤ちゃんや子供との時間を大切にしながら上手に自分らしく、働ける働き方を探している人もいます。
基本的には仕事はできる限り続けて少しでも今後の家族が増えた時の生活の足しになるようにと頑張っているママが多いように感じます。
出産自体は国からの補助金もあるのでお金がかかることはほとんどありませんが、子どもが産まれれば何かと物入りになるので「働ける今のうちに」と考えている方も多いのです。
働いていた方が家にこもってるよりも性に合ってるという保育士が多くいるのを感じますね。
妊娠を期に保育士を退職する場合
妊娠発覚後も仕事を続けるというのは、けっこう周りにも気を遣わしてしまうので、それが正しい選択とは言い切れません。
ですから色々な理由が重なり、辞めてしまう人も沢山います。
ですが、もし今の職場を退職してしまっても安定期に入れば少し楽になってきますし、自分が決めた時間だけ働くような選択もできるようになります。
保育士の資格というのは需要自体は高いので時給は1000円以上のそこそこ良いところでパートで働くことも可能です。
人によっては産後に保育士復帰したいと思っていても、できれば今の職場以外で働きたいと考える人も多いです。
産まれてくる子どもとの生活を想定しながら待遇の良い新しい職場を探すのも良いかもしれません。