何とか仕事を続け、産休に入って子供が産まれる喜びに満ちた毎日。
家事や子育てに大忙しで、我が子がとても可愛く、保育園に戻るよりも家庭に集中したい人も多いですよね。
保育士が産休や育休を取り、復帰するのはそれなりにパワーが要ります。
そんな保育士として産休や育休後に復帰したけど仕事が辛いから辞めたいという人にその悩みや解決方法についてご紹介します。
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保育士の育児休暇後の仕事が辛い
育児休暇から職場に復帰して仕事をするのは、とても大変です。
保育士は、妊娠発覚すると喜んで祝福してくれることも多いのですが、周りの人に迷惑をかけるので嫌みを言われることもありますよね。
出産するまで勤めていた保育園ですから、なんでも甘えるわけではないけど、ある程度の理解があると思ったらそうではなかったということも多々あるようです。
せっかく待ってもらえているのだから、また社会人の一員として頑張ろう!と保育士として再び職場に復帰をしても、辞めてほしいというような空気を出してくるところもありますからね。
それに子供が熱を出して休んだりすると陰で悪口を言われたり、上司からの評価も出産前よりも悪くなるようなこともあるのです。
育児休暇復帰後の子どもの年齢はほとんどが0歳児なので、簡単に病気をもらいやすいこともあり、気付けば2週間位風邪だったということもあります。
このような時に職場がフォローしてくれれば良いのですが、あまり休まないで欲しいというオーラ全開のところも沢山あります。
そのため休むことを伝えるのが辛くて言いにくいようなこともあるのです。
ですから子育てと仕事の両立が難しく、とても大変で正規職員を辞めてパートに変えてもらえるように打診する人も沢山います。
正規職員だと責任が重く、やる仕事が多いですし、せっかく育児休暇を取らせてもらい復帰しましたが悩むことも多いのです。
保育士は育児休暇から復帰後に辞めたい場合、簡単に辞めれるの?
保育園というのは事業なので、急に辞められるようなことがあるのは正直困ることが多いでしょうね。
雇ってる側からしたら「せっかく産休から育児休暇までフォローしてきたのにいきなり辞めるなんて無責任だ!」と思われてしまうのが普通でしょう。
ですが、こういった悩みを持たれて退職していくケースというのは結構多いのです。
一人目まではなんとか仕事と家庭が両立できていても、二人目の子供ができた時に難しいということもあります。
子育てに関し理解が低い職場を無理して続けることが幸せとは限りませんし、今までお世話になったからこそ、思い切って自分の気持ちを素直に伝えるのはどうでしょうか?
頑張って働くのももちろん良い事なんですが、辛いのにいつまでもいるのも大変だと思います。
実際、退職する旨を告げると「年度末までは続けてほしい」「新たな人が入ってくるまで待ってほしい」という要望から「せっかく面倒見てあげたのにね・・」と嫌みなど色々なことを言われ、簡単に辞めさせてもらうことができないようなケースもあるのです。
ですが、自分の場所を作ってくれたのは変わりないし、自分の知らないところでお世話になっていることもあるので、何を言われてもその場はきちんと対応するべきです。
辞めたい気持ちがあるのに続けていても、いつかは退職する可能性が高いのですから、素直に退職することを伝えて、今までフォローしてくれた職員全員に感謝の気持ちを持つ事はとても大切だと思います。
正規職員にこだわらず派遣やパートという選択肢もある
正規の職員だと任される仕事も多く、子どもができると家庭と保育士の仕事の両立をするのが難しくなり職場を辞めようか迷うことも多々あると思いますが、何も正社員にこだわる必要は無いと思います。
保育士の仕事は正規職員だと勤務時間が長く、家に持ち帰る仕事も多いですから、プライベートの時間もあまりないんじゃないでしょうか?
元々、保育士というのは専門職なので時給も1000円以上がほぼ当たり前ですし、パートや派遣という働き方も視野に入れるべきでしょう。
育児理解のある職場を!
本来なら母親になったあなたを最大限に活かせると保育士として良い仕事ができるようになります。
あなた自身が子供を育てていると言う事は、それは強みでもあるのです。
子どもがいない保育士だと保護者の方から「育てたことも無いのに!」と思われることもありますが、ご自身が出産・育児の経験があれば、色々な考え方の保護者が混在する保育園で親の気持ちを理解することができる存在になることができます。
ですから産休・育休後の保育士復帰を応援してもらえ、子育てに理解を示す職場に移動するというのも一つの方法だと思います。
そのような保育士というのは社会の中でもニーズがありますし、保育士としても更にレベルアップしているはずです。
もしも今のあなたが子育てに理解が無い職場に悩んでいるというならそのまま辞めるということでも構いませんが、派遣やパートなどに働き方をシフトチェンジしたり、育児理解のある職場に変えるというのも一つの方法なんじゃないでしょうか。
自分の希望するライフスタイルに合わせて、短時間労働にしたり、保育士の仕事を楽しみながら続けてみるのもいいかもしれません。