
この記事では、保育園や幼稚園で使われる体操(ダンス)の曲を、定番から最近の曲まで、子どもたちに大人気の曲を10曲厳選して紹介します。
私が働く保育園でも実際に使用した曲ばかりなので、どんな曲を使用しようか迷っているなら、かなり参考になると思います。
数十年前に主流だった習い事に代わるように、リトミック、ダンス、体操クラブ、新体操などを習う子どもが圧倒的に増えてきています。
年々レベルの上がるリズム感や動きの良さは、保育園や幼稚園での体操(ダンス)にも当然生かされ、子どもたちの好きな体操(ダンス)は、アップテンポでノリの良いものに集まっています。
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保育園・幼稚園で子どもたちに人気のある体操(ダンス)曲10選
エビカニクス
子どもたちが喜ぶノリノリの体操曲と言ったら、定番の「エビカニクス」がおすすめです。
エビカニクスは10年以上前から保育園だけでなく、幼児教育の場で人気があります。
「エビ!カニ!エビ!カニ!・・・ワ~ォ!」の最大の盛り上がり部分に来ると、子どもたちの興奮も最大になり、とても楽しく踊っています。
アロハ・エ・コモ・マイ
ディズニーアニメ「スティッチ」の曲として有名なこの曲。
日本語バージョンと英語バージョンがありますが、どちらもハワイ語の部分があり、なぜかほとんどの子どもたちが、ハワイ語になると一緒に歌いながら踊っています。
スティッチの声でのセリフもあり、スティッチと話しているような気持ちになるのかもしれません。
サメの家族(Baby Shark)
TikTokでも流行ってきていますが、元は韓国の童謡ということで、TWICEが踊っている動画がアップされているくらい今人気の曲です。
「トゥルルットゥル~」の繰り返しがテンポよく可愛いので、子どもたちの耳にも残りやすく、この歌が流れると笑顔で溢れます。
すぐに歌いながら振りも覚えて踊ってくれるので、まだこの曲を使ったことがないなら、ぜひともおすすめしたい1曲になります。
ディズニー体操
ディズニー体操は定番中の定番で、保育園では子どもたちに安定した人気がある体操曲です。
ディズニーの曲がメドレーの形で流れきますが、どれも一度は耳にしたことがあるものばかりなので、すぐにリズムに乗れます。
軽やかな曲調から流れるような曲調に変わり、ゆったりした曲調になったりと、曲の変化に合わせて、体の動きもラジオ体操のように隅々まで動かすようになり、楽しく全身体操ができるのがディズニー体操の特徴です。
おしりフリフリ
「おかあさんといっしょ」でご存知の方も多いおしりフリフリ。
「おしりフリフリ おしりフリフリ」と繰り返される歌詞があるので、「おしり」のフレーズに子どもたちは大はしゃぎ。
おしりを振る動作は、体中を使う良い体操になるので、一曲踊ると「体操頑張った~」という気分になります。
あいうえおんがく
あいうえおんがくは『GReeeeN』が歌う、とても元気の良い、明るくポップな曲です。
PVに出ているダンスの振り付けはやや難しいので、踊る子どもの年齢に合わせて簡単にアレンジして使っている園が多いです。
「あいうえおかきくけこ」というテンポの良い歌詞に、ダダダダッとドラムを打つような音が入るので、可愛い要素もカッコいい要素も感じられる曲です。
チキンダンス
チキンダンスは、昔からある有名な曲なので、子どものころに踊った経験のある保育士さんもいるのではないでしょうか?
繰り返しの動きですが、その動きが曲と共にどんどん早くなっていくので、そのスピード感が子どもたちにとても喜ばれます。
歌詞のないものもありますが、歌詞の面白さもあるので、個人的には歌詞のある方が好きです。
チェケマッチョ
エビカニクスのケロポンズの曲で、「マッチョべりべり マッチョベリベリ」という歌詞や、筋肉を強調するような振り付けに、子どもたちが喜ぶことまちがいなしの人気曲です。
同じ言葉の繰り返しや、言葉の響きの面白さがダンスの楽しさを増す、象徴的な曲です。
ブンバ・ボーン
おかあさんといっしょの体操曲です。
子どもたちが毎朝(毎夕)見ていて歌も動きもよく知っているので音楽を流すだけで踊りだします。
ノリも良く、カッコ良く、体全体を使う体操なので、安定した人気なのが良く分かります。
「ブンバボンボンブンバボン!」の歌詞の所は一緒に歌っている子どもが多いです。
パプリカ
米津玄師プロデュースしているNHK2020応援ソングです。
未来に向かって頑張っている全ての人に向けた応援ソングということで、子どもにも大人にも当てはまるような歌詞とダンスになっています。
この歌は実際には使用したことはありませんが、これから流行ってきそうな1曲として紹介します。
子どもたちだけでなく、保育士も元気&笑顔になれる曲を選ぼう!
保育園や幼稚園で使う体操(ダンス)の曲は、童謡などの子ども向けの歌もあれば、ポップスやダンスミュージックなど様々です。
保育園や幼稚園でのダンスの選曲は、子どもたちにとって良くない歌詞があれば使うことができません。
なので、必然的に使える曲は『優しくて明るくて前向きなもの』になります。
また、それに加えて、パワーいっぱいの子どもたちが好きな曲は、さらに楽しさ面白さが必要になります。
この記事で紹介した人気曲は、たくさんの笑顔と、体も心も元気になるようなものばかりになります。
子供と一緒に踊って保育士も元気をもらいましょう。