保育士・幼稚園教諭のボーナスっていくら?施設別ランキング&他職種との比較

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保育士や幼稚園教諭の給与水準が低いことはよく耳にしますが、実際にどれくらいもらっているのでしょうか?

『平均的な賞与(ボーナス)の額は?』

『各園によって賞与の額はどのくらい違うの?』

『どの保育園に就職・転職するのが1番ボーナス面で得をする?』

と疑問がたくさん出てきますが、今回は保育士の施設別ボーナスランキングや、他職種との比較を表にまとめてみました。

現役の保育士さんに限らず、これから保育士に就職、転職を考えている人も、周囲と比較するためにも是非参考にしてみてくださいね。
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保育士・幼稚園教諭の賞与(ボーナス)ってどのくらい?

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ソース:『政府統計の窓口 賃金構造基本統計調査

この表の金額は、100~999人規模で働く幼稚園教諭、保育士の平成23年の平均月収、平均賞与額、平均年収です。

経験年数によって金額は異なりますが、保育士と比べて幼稚園教諭の方が10%以上貰っている額が大きいことが分かります。

ボーナス時期はいつ?

賞与が支払われるのは年に2回。

『夏(6月or7月)』と『冬(12月)』に支給される施設が多いです。

年に3回、夏と冬以外に3月にも支給されるところもあるので、園によって様々です。

保育士の施設別ボーナス額ランキング

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ソース『保育のお仕事「みんないくら貰ってるの?」施設別!保育士のボーナス

平均給与に大きな差はありませんが、賞与額を見ると、かなりの差があります。

特に公立保育園とその他の園では、賞与額にかなりの差が開いていることが分かります。

公立保育園の場合は、倍率の高い採用試験に合格した公務員になるので、昇給額も大きく、年数が長くなるにつれて差が広がっていくことが考えられます。

何ヵ月分の給料が賞与に反映されるかが違ってくるためですが、毎月の給料だけを重視せず、ボーナスが何ヵ月分もらえるかをきちんと考えたいものですね。

上記の表は、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県の4つの都市部の平均になりますがが、地方ではもう少し平均が低くなる可能性があります。

他の職業と比較して見る保育士の賞与額

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この保育士の賞与平均は公立保育園や私立認可保育園、企業内保育所など、施設全体の平均になります。

女性に多い職種に絞って賞与額を比較してみましたが、他の職種と比べてみてもそれほど悪くはありません。

調理師、介護職、美容師などの職種は一般事務よりも賞与が少ないので、保育士のボーナスはそれほど悪くはないという事が分かりました。

経験年数別に見る女性保育士の平均賞与額

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平成23年のデータをもとに平均を表作成したものですが、経験年数が長くなるにつれて、額がかなり上がっているのが分かります。

年数を積むと毎月の給料もきちんと昇給があり、その分ボーナス額にも反映されます。

額は少ないがボーナスは1年目でももらえる!

上の表では経験年数0年が1年目の項目にあたりますが、1年目でも全くもらえない、ということはありません。

注意したいのが、これは年間でもらえる額なので、非常に少ない額になります。

それでも0円ではないだけ良い、と割り切った方が良いですね。

保育士が年収アップに大切なこと

年収を上げたいと考えるなら、求人票に記載されている月給だけを見るのではなく、給料の何ヵ月分がボーナスに反映されるのかをきちんと計算しておくことが必要です。

そして、毎月の給料の中には手当が含まれていますが、ボーナスは基本給をかけて計算されるので、基本給の額はいくらなのかを把握しておくことも大切です。

毎月の給料がそれだけよくてもボーナスがなかったり、ボーナス額が極端に少ないと年収は低いままです。

年収をあげるためには、毎月の給料、ボーナス額などの全体の収入をきちんと把握しておきましょう。

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