保育士の悩みの上位にあるのが、職場での人間関係です。
苦手な保育士が園には一人くらいいませんか?
「あの人はイヤだな」と思っていても、実はあなたもそう思われているかもしれません|д゚)
ここでは先生から嫌われる保育士の特徴について紹介しています。
円滑に保育業務を進めるためにも、嫌われ保育士になってないかチェックしてみましょう。
スポンサーリンク
嫌われる保育士・嫌な保育士の特徴タイプを紹介
若い保育士に嫌われがちな「自信過剰タイプ」
長年同じ園で勤めている、いわゆるお局保育士に多いのがこのタイプ。
新しいことを拒み、毎年同じような保育を繰り返していたり、他の保育士の意見をことごとく否定し、自分のやりたいように保育を計画する困ったタイプ。
他の保育士が担当の行事でもあーだこーだ口を出し、他の保育士が保育をリードしているのを奪い、紙芝居やパネルシアターを出して子どもを集めようとし始めます。
他の保育士の意見になんて絶対に耳を貸しません。
自分の保育が誰のものよりも優れていると信じて、「他の人は何をやっているんだ」と不満を口にします。
どんなにベテランの保育士であったとしても、時代も変わり、担当する子どもも保護者も変わります。
同じ保育をずっとし続ければ良い訳はなく、常に勉強が必要なのが保育士の仕事。
積極的に他の保育士の保育を見たり意見を聞いたり、保育観を聞いてみたり、時には自分の保育を客観的に振り返ってみることが必要不可欠なことに全く気がつかないのです。
他のクラスのことを考えない「自己中心タイプ」
毎日、子どもたちが機嫌よく、体調もよく登園してくれれば良いのですが、毎日いろんなことが起きるのが保育園。
急に嘔吐してしまったり、子どもたちが落ち着かずトラブルばかりの日があったり、新入園の子がいて一日中泣いていたりと、その日によって状況が変わりがちですよね。
子どもだけでなく、保育士だって体調不良で欠員があったり、保育士自身の子どもが体調が悪く、不安に思いながら働いていたり、研修で抜けなくてはならなかったりと、毎日必ずしも万全の体制で保育ができるわけではありません。
また、どんなに万全の状態であっても、掃除の時間やミルクをあげなければならないタイミングにどうしても人手不足になってしまったりもします。
隣のクラスが大変そうな時は助け合うのが当たり前。
元気いっぱいの子どもを数人預かったり、保育士一人がヘルプに入ったりするものですよね。
そんな時、自己中心タイプ保育士は、他のクラスの状況なんて眼中にありません。
自分のクラスが落ち着いていればそれで良いのです。
ヘルプ要請されると「でもうちのクラスが」「でもその時間は」「うちも大変なの」と言い訳のオンパレード!
しかし、自分のクラスが大変な時は必ず大騒ぎします。
ヘルプに素早く来てくれないと文句を言ったり、体制を批判したりするのです。
チームワークが何よりも大切な保育園で、このような保育士が一人でもいると本当に大変です。
責任を他の保育士に押し付ける「責任転化タイプ」
子ども同士の噛みつきのトラブルで、このタイプの保育士が一番近くにいた場合はすごく面倒です。
「自分の周りには他にもたくさん子どもがいて、一人で見きれなかった。〇〇先生は手が空いていたから助けてほしかった」
「〇〇先生に話しかけられた瞬間に目を離してしまった」
「私は掃除をする当番だから、子どもを見る責任はなかった」
などと、これでもかと言い訳が続きます。。
絶対に怪我の報告書を書こうとはしませんし、書いたとしても他の保育士の責任を匂わす文章がいたるところに見られます。
怪我などのトラブルが起きた際に、基本的に誰か一人を責めたり、責任を追及するようなやり方をする園はほぼありません。
ですが、トラブルが起きた際は、原因を突き止め、次回から起きないように、全員で気をつけていきく必要があります。
普通はこういうスタンスなのに、この責任転化タイプは、何が何でも自分を守ろうとします。
そんな態度を取られると、別にその保育士のせいだ!なんて誰も思っていなくても「あの人のせいだよな」って思ってしまいとても損することになるので、思い当たる節があるならその癖直した方がいいですよ。
単純に仕事ができない「マイペースすぎるタイプ」
普通の保育士なら15分で終わる掃除に40分かかったり、リボンを大体同じ長さに切れば良いのに、きっちり長さを揃えることに必死になって、いつまでも終わらず他の仕事ができない。
など、とにかく何をやるのも時間がかかるマイペースすぎるタイプはどの先生からも嫌われやすいです。
保育士の1日はとにかくバタバタするので、5分だって無駄にしたくないもの。
一人が仕事ができないばかりに、色々気がつける保育士が全部やることになってしまったりとしわ寄せが周りに押し寄せます。
保育士って、完全に個人の仕事よりも、全体に関わる仕事が多いのですよね。
なので一人が遅れると周りにとても迷惑がかかります。
お便りや月案も、いつも締め切りが過ぎてしまったり、ギリギリになって質の悪いものを作り、主任の手直しの手間を増やす結果となるのです。
また、もう何年も経験のある保育士なのに、安心して子どもを任せられない!というケースもあります。
子どもの注目を集められたり、子どもが落ち着いて過ごせるような環境設定ができない保育士も一緒に働きたくない!と嫌われてしまいがちです。
子ども経由で文句を言う「嫌味タイプ」
例えば、他の保育士が製作遊びを始めようとしたのですが、道具が足りていませんでした。
普通ならササッと動いて道具を準備してフォローしたり、こっそり道具が足りていないことを伝えれば良いのですが、この嫌味タイプは「ね~糊がないと、これ作れないよね~」と、わざわざ大きな声で子どもに言います。
他にも、「早くお外に遊びに行きたいよね~」「もうお片づけしないと間に合わないよね~」などなど、聞こえたらイラッとするフレーズを次から次へと発するのです。
子どもがいる職場ならではのイライラですね。
言いたいことがある場合は直接言ってほしいものです。
嫌われ保育士自己チェック
「自分が嫌われているわけない」と思っている保育士こそ要注意!
あなたは知らず知らずのうちに、嫌われ保育士になっているかもしれません・・
「こんなことが思い当たったら要注意!」という項目をいくつか作ってみたので、自分でいくつ当てはまるか?数を数えてみて下さい。
- 他の保育士の意見に反対することが多い
- 他のクラスの状況を考えたことがない
- 締め切りや時間を守れないことが多い
- どんな時でも自分は悪くないと思っている
- うまくいかない原因は他の保育士だと思っている
- 自分の仕事が終わったらさっさと帰る
- 他の保育士にいつも指示ばかりしている
- 他のクラスの環境を細やかにチェックしている
- 保育中に無駄話が多い
- いつも言い訳している
いかがでしたか?もしも、5つ以上あてはまっている場合は、空気が読めない嫌われ保育士である可能性大。(3つ以上あるなら気を付けた方がいいです)
保育士は女性が9割を占める職場なので、人間関係をとても重視します。
ここを軽視してると本当に跡が大変で、実際、保育士を辞める人の多くは「人間関係の悩み」が多くを占めていることからも、好かれる必要はありませんが、最低でも嫌われない努力が必要でしょう。
思い当たる節が少しでもあるなら、自分の行動・言動を見直そう
苦手だ苦手だと文句ばかり言っていると、知らないうちに自分も嫌われてしまうことがあります。
他人の振り見て我が振り直せ、です。
チームワークもコミュニケーションも重要な仕事なので、人間関係は円滑に過ごしたいものです。
保育士同士が仲が良ければ、子どもにも良い影響がありますし、あなたの仕事に対するモチベーションにも関わってきます。