加配保育士の役割とは?求人の特徴や給料について調べました

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保育園はたくさんの職種の人が働いて成り立っていますが、その中でも「加配保育士」という職種があるのをご存知ですか?

加配保育士とは、医師の判断で障がいがあることが認められた子どもに対し、集団生活を送る上での援助や、基本的生活習慣を身につけるために、より丁寧な援助を行う保育士のことです。

加配保育士を障がい児3名に対し加配保育士1名をつけるところや、障がい児1名につき1人の保育士を配置するなど基準が自治体によって異なります。

ここでは、加配保育士の役割や仕事内容や給料について、また、求人の探し方についてご紹介させていただきます。
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加配保育士の役割とは?

加配保育士の役割は生まれつきの発達障害で、他の児童と同じように保育園での集団生活を送ることが難しい児童に対し、丁寧な援助で生活を支えてあげるのが保育士としての役割になります。

障がい児への加配
db4431f26a8b0ca3e40fd23c1e853618_s障がい児も健常児も一緒に保育を行う、統合保育を行っている保育園には、様々な障がいを持った子どもがいます。

脳性麻痺などで、歩くことができない子どもには、ハイハイで移動する子どもや、車椅子を使用している子どももいます。

その場合は、周りの子どもとの接触が起こらないように配慮したり、生活の中で必要な援助はもちろん、希望があればできる限りの歩行訓練や、指先から全身に至る、身体の機能を高められるような遊びを提供したりします。

ダウン症などの知的障害を持った子どもに対しては、遊びや生活の中で、社会性や協調性を身につけられるような関わりをしたり、自我が強く頑固な子どもの場合、周りの子どもたちとトラブルになってしまいがちですので、そういったときに仲立ちとなる必要があります。

こちらが想定していないような行動(狭いところに入ってしまったり、勝手に園外に出てしまったり、高いところによじ登ったり)をしてしまうこともあるので、目を離してはいけない、とても責任重大な仕事です。

 

グレーゾーンの子どもたち
852854879912beb6d5faab4fb8384d0b_s保育園には、障がいと認定されていないけれども、ベテラン保育士から見ると「あれ・・?」と気になる子がいます。

軽度の自閉症や発達障害で、認定されるされないか微妙なラインの子どもである場合や、「うちの子は障がい児ではありません!」と、保護者が認められなくて病院や療育施設へ行くことを拒んでいる場合がありますが、こういった障がい名がはっきりしなかったり、「ちょっと気になるよね・・」という子どものことを、グレーゾーンという風に表現します。

 

本来、加配保育士は、「障がい児であると認定されていて、かつ保護者も加配保育士をつけることを希望する場合」に配置されます。

しかし、近年上記のようなグレーゾーンの子どもたちが増えてきており、通常にクラス運営ができないほど、現場が困ってしまっている場合があるのです。

そんな時は、現場の園長判断で、そのクラスに加配保育士を配置する場合もあります。

グレーゾーンの子どもの中には、じっとしていられずに走り回ったり、急に大声を出してしまう子や、周りの子どもと上手く関われず、手を出したり噛み付いてしまう子がいます。

また、周りの子のスピードについていけず、着替えや、食事など、いつも一歩遅れてしまう子もいます。

障がい名がはっきりしないグレーゾーンの子どもに加配される場合は、その子の行動の特徴や気になる点などを把握し、担任や園長に細かく報告するようにしましょう。

 

加配保育士と補充保育士の違い

クラスには、加配保育士の他に、中心となってクラスを運営していく担任と、その担任を補助する補充保育士がいます。

補充保育士と加配保育士の大きな違いは、

補充保育士は、担任の保育士がスムーズに保育士、次の生活の流れに移れるように、準備や後片付け・・など、例えば

  • 最後に園庭を見回って、入室が遅れた子どもに声をかける
  • 三輪車や砂場にカバーをかける
  • 昼寝のために布団を敷く
  • 給食の配膳
  • トイレで失敗して服を汚してしまったこの着替え

などが主な仕事です。

それに対し、加配保育士は、担当する子どもがはっきり決まっており、食事や遊び、いかなる場面でも目を離さず、その子が必要な援助を行うのが加配保育士の役割になります。

 

加配保育士の給料・時給はどのくらい?

保育士求人サイトで加配保育士の求人や障がい児担当の求人の時給や給料について調べてみました。

正社員(正職員) 【保育士資格】
「月収額」17.0万円 ~ 22.0万円
正社員(正職員) 【児童発達支援管理責任者】
月給220,000~250,000円
◆賞与年2回
正社員(正職員) 【保育士資格
又は幼稚園教諭免許をお持ちの方】
「月収額」20.0万円 ~ 23.1万円
派遣 時給1000円以上~
パート 時給 1,000~1,500円
研修期間中は900円
有資格者(保育士・児童指導員等)
経験者優遇あり

このほかにも短時間勤務のお仕事も目立ちましたが、給料は比較的悪い印象は受けませんでした。

パートや派遣の時給は1000円前後の求人が多く、正社員(正職員)の給料になると、15万円から23万円前後になります。

加配保育士の求人はどのように探せば良いのか?

加配保育士の求人は、各自治体や、保育士求人サイトで見つけることができます。

雇用形態は、基本的にパートや、非常勤職員としての採用が中心になります。

年度始めはもちろん多くの求人がありますが、クラスとしてスタートしたけど、やっぱり加配保育士が必要だった、ということがかなり多くありますので、加配保育士の求人は一年を通してあると考えてよいでしょう。

ただ、求人数自体はそれほど多くはありません。

まずは求人数の多い「保育士バンク」や、需要の多い首都圏エリアの保育士求人サイト「マイナビ保育士」に登録して、お仕事を探すと良いでしょう。

arrow保育士バンクを見てみる

加配保育士の「やりがい」は?

09d4c6e72b7f8092d9347ba97697a0e4_s加配担当は、クラス全体を見るのではなく、担当する子どもが決まっているので、じっくりと関わることができます。

障がいのある子は、他の子どもよりも成長が緩やかなので、目に見える変化や成長は中々出会えないかと思います。

ですがその分、長い目で見た時に感じる成長や、一緒にいる時間が長いからこそ培われる信頼関係など、他の保育士が味わえないものがあります。

保護者とも自然と仲良くなり、一緒に子どもの成長を喜んだり、時には悩みや不安な気持ちを聞いたりなど、クラス担任をするのとは一味違う、保育士のやりがいを感じることができます。

加配保育士は、決して目立たないけれど、子どもたち一人一人を尊重する上でなくてはならない存在です。

保育士資格さえあれば、特別な知識がなくても大丈夫。

目の前にいる子どもに教わりながら、一緒に成長していく気持ちが何よりも大切です。

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