保育園や幼稚園で贈る誕生日のメッセージやコメント|年齢別ですぐに使える!

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保育園や幼稚園では、子ども達の誕生日やお誕生会に、保育士から手書きのお誕生日カードをプレゼントします。

誕生日に受け取るコメントやメッセージは、子どもたちの思い出として残る大切なものという認識はもちろんあると思いますが、保護者からもチェックされるもの重要なものです。

なので、適当なコメントを書いたり、「本当に家の子の面倒を見てくれているのか?」疑問に思われるような、何の特徴も無いコメントを書いてしまうと、『誰にでも同じメッセージを書くやる気のない保育士』と思われてしまいかねません。

ですが、そうは言っても『誕生日カードにどんなことを書けばいいのか?』と悩む保育士さんも多いのではないでしょうか?

ここでは、誕生日カードの書き方、メッセージやコメントはどのようなことを書けばいいのか?などを、年齢別に分けて例文付きで紹介しています。

毎回同じようなことしか書けないと悩んでいるなら、ぜひこの記事を参考に作ってみてください。
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【重要】保育士は誕生日カードに何を書けばいいのか?

「何を書けばいいのか分からない」

そんな悩みを持つ保育士は多いですが、誕生日カードにメッセージを贈る時に、必ず抑えておきたいポイントは以下の3つです。

  1. その子しか持っていない個性
  2. 好きな遊びや好きな物
  3. その子が褒められている部分

誕生日カードを贈る園児のこの3点に重きを置いて作成することで、誰にも当てはまらない、その子だけのオリジナルメッセージを作ることができるようになります。

手作りのメッセージカードのコメントで、一番重要なのは『その子の持つ個性』について書くことです。

×『えがおがすてき』や『だれとでもなかよくできる』

など、どの子にも当てはまる言葉を書くのは、「普段あまり自分の子どもを観察できていない」と保護者から思われてしまうのでNG。

子どもの個性とは、その子の「創造性・想像力・自主性・社会性・好奇心」について考えてみると、思いつくことがきっとあるはずです。

 

また、メッセージカードは大切に保管している保護者・子どもがとても多いという特徴があります。

なので、読み返した時に当時を思い返して成長を実感できる『思い出として残る物』である事が望ましいでしょう。

 

「何歳のバースデーカードなのか?」「身長は?」「体重は?」「写真」「その時好きだったもの、興味があったものは?」「1番仲の良いお友達は?」

 

というように、当時を思い返したときに、読み返すことで頭の中で当時の良い思い出がよみがえるものを作るのが1番の理想ですね。

なので、できれば「手形」もとっておくと、成長を実感できるので良いでしょう。

【年齢別】保育園や幼稚園で送る誕生日カードのメッセージやコメント

0歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

○○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう!いつもいっしょに○○○あそびをして、たのしそうなえがおをみせてくれる○○○ちゃんがだいすきだよ♡これからもたくさん、そのすてきなえがおでみんなをげんきにしてね!

【作成のポイント】

0歳児には、コメントも大事ですが、「見て楽しめる工夫」が1番大切です。

文字だけでなく、カラーのイラストを入れる、折り紙、飛び出す仕掛けになっている絵本、こういったものが過去の経験から考えると喜ばれます。

メッセージ作成のポイントとしては、「文章+イラスト」というイメージなので、文章自体は短めにまとめると良いでしょう。

保護者が見るのを想定するなら、もっと長文で漢字を使ってもいいとは思いますが、あくまでプレゼントするのは子どもなので、子どもがいかに喜ぶか?を考えて作るようにしましょう。

子ども達が2歳、3歳と大きくなって、押し入れからふと出てきて読み返した時に『素敵なカードを貰った』と嬉しくなる物を贈りましょう。


1歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

たべるのがだいすきな○○○ちゃん、きゅうしょくでものこさずぜんぶたべてすごくすてき!○○○ちゃんはとくに○○○がすきだよね、これからも大好きな○○○をたくさんたべて、おおきくなってね。おたんじょうび、おめでとう!

【作成のポイント】

褒める点を挙げた後に、その子だけしか持たない情報を書きましょう。

1歳児もイラストや折り紙付きのカードの方が喜ばれます。

例えば、好きな食べ物について書くのであれば、そのイラストや折り紙で作った物を一緒に貼り付けてあげると喜ばれます。


2歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

○○○くん、おたんじょうびおめでとう!だいすきな○○○あそびを、いつもせんせいやおともだちにおしえてくれてありがとう。せんせいやおともだちといっしょに、げんきに○○○あそびをしてくれる○○○くんとってもすてきです。

これからも、だいすきな〇あそびでたくさんあそぼうね♡

【作成のポイント】

2歳児からは、ちょっと文章量を増やします。

もちろん0歳や1歳同様に、イラストや折り紙を貼り付けても喜ばれます。

しかし、言われている事を少しずつ認識する年齢でもあるので、誕生日メッセージは文章で伝えることを1番に意識することがおすすめです。

字は読めなくても、お母さんに「なんてかいてあるの?よんで!」とこのくらいの年齢は興味深々なので、できるだけ簡単なことばで、書いてあげるようにしましょう。


3歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

○○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう♡いつもクラスでおともだちをたすけてくれて、おともだちがないたらすぐになぐさめてくれる、やさしい○○○ちゃんがとてもすてき。

おともだちがこまったときは、こうしたらいいよっておしえてあげているのも○○○ちゃんのすてきなところ。

○○○ちゃんのやさしいところ、せんせいはいつもみているよ。

これからも、そのやさしいこころをもって、おともだちとなかよくたくさんあそんでね。

【作成のポイント】

3歳になると、担任の人数が減ってしまいます。

そこで、どうしても子ども一人ひとりと向き合う時間が短くなってしまい、子どもに『先生は自分の事を見ていないんじゃないか』と思わせてしまう事もあります。

そこで、「常に保育士が子どもに寄り添って見ている」というメッセージを添えて子ども達に安心感を持たせる事が大切です。

3歳になると保育士からのメッセージを楽しみにするので、イラストや折り紙よりも文章のボリューム・内容に重点を置きましょう。


4歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

3さいのときは○○○ができなくて、すごくかなしかった○○○ちゃん。

でも、ずっとがんばって、とうとう○○○ができるようになったね!いっしょうけんめいがんばって、どりょくをする○○○ちゃんはすてきだよ。

○○○あそびがすきで、いつもたのしそうに○○○あそびをしている○○○ちゃんをみたり、いっしょにあそぶのが、せんせいもとてもたのしみです。

○○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう!

【作成のポイント】

4歳になると、少しずつ難しい言葉も入れて構わないでしょう。

園によっては4歳から漢字の書き取りを始めるので、書き取りをしている園では多少難しい漢字を使っても問題ないです。

4歳は先生からのメッセージを期待しているので、文章を多く書く様に意識し、就学後に必要となる『コツコツ努力する事』など、そういった面を伸ばす為に褒めるようにしましょう。


5歳に贈る誕生日のメッセージ

【コメント例文】

○○○くんはいつもクラスのみんなにやさしくて、おともだちに『いっしょに○○○してあそぼう!』とさそうこともできて、とてもすてきです。

おともだちとけんかしたときも、じぶんのおはなしがしっかりできて、『ごめんね』もいえるすてきなおとこのこ。

しょうがっこうになっても、やさしいこころをもって、たくさんおともだちをつくって、だいすきな○○○あそびをたくさんたのしんでね。

せんせいがこまっているときにたすけてくれてありがとう、○○○くんのやさしいこころ、ずっとわすれないからね。おたんじょうびおめでとう!

【作成のポイント】

5歳となると就学前なので、小学校に向けたメッセージも含んでいく事が大切です。

文章のボリュームも完全にメッセージの方が喜ぶ様になっていますし、自分で文字を読めるので、ひらがなや漢字、カタカナを織り交ぜて沢山書いてあげてください。

『わすれないよ』など、保育士に覚えておいて貰えると子どもは非常に喜びます。

年齢に応じて気持ちが伝わる心がこもったメッセージを

ka-do1誕生日カードに書くコメントは、年齢に応じて、その子が喜ぶようなメッセージ、イラスト、折り紙などの製作物と使い分ける事が大切です。

保護者も見る物なので、手を抜く事は許されませんが、子どもがいつでも読み返して嬉しい気持ちになれる様に、子どもの視点に立ってメッセージは書く様にしましょう。

意味も分からない難しい言葉を沢山並べて保護者に読んでもらうよりも、子ども達は自分で読めた時の達成感や保育士からの言葉という点で満足感を得ます。

子ども達が何度も読み返したくなるものとは、簡単に言うと『心のこもったもの』だと私は思います。

手抜きで作ったものは、1歳や2歳の子でも感じ取るので、子どもたちにいい思い出を残してあげたいなと考えているなら、その子のことをしっかりイメージし、日ごろ保育している中で観察した情報を小出しにして書くと子どもからも親からも喜ばれるものができるのではないでしょうか。

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